Origin — はじまり
はじまりは、
一社の覚悟から。
この催しの発起人は、地方の小さな縫製工場 しゃく㈱笏本縫製(@shakunone)。 倒産寸前だった家業を継いだ三代目が、発信をやめずに続け、SNSでつながった人々に支えられて、もう一度息を吹き返しました。
やがて寄せられたのは「本物を見て買いたい」「触れてから選びたい」「東京で見られませんか?」という声。 その期待に応えきれない悔しさから、「覚悟を見せる場所を、自分たちでつくる」と一歩を踏み出したのが、すべての始まりです。
消えていく日本製
50.1%→1.4%
衣料品の国内生産比率(1990年 → 2025年)。失われた30年あまりで、町工場の灯りは音もなく消えてきました。このまま静かに終わるのは、やっぱり悔しい。
守られる日本製じゃなく、選ばれにいく日本製。
1社じゃ戦えないかもしれない。でも、10社くらい集まれば、たぶん、とんでもなく面白い。
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発起人・しゃく㈱笏本縫製(@shakunone)の日々の発信は、各SNSでご覧いただけます。
Why — なぜ、いま日本製か
「出る杭は打たれる」
その杭を、並べてみる。
安く、早く、大量に。世界の潮流のなかで、日本のものづくりは長く「割に合わない」とされてきました。 手間を惜しまず、国内で、職人の手で作る――それは効率の物差しでは、いつも出る杭でした。
けれど、打たれてなお抜けなかった杭がある。流されず、値段に魂を売らず、良いものを作り続けてきた作り手たち。 「日本製の覚悟店」は、その出る杭を一列に並べる催しです。一本では異端に見えたものも、 並べば旗になる。日の丸のもとに集うことで、覚悟は確かな景色になります。
Comrades — 集う同志
呼びかけに、
同志が集う。
「出る杭が並べば、景色は変わる」。その呼びかけに応えた同志の一社が、創業1874年の鞄専門店・銀座タニザワ (GINZA TANIZAWA TOKYO / 株式会社銀座タニザワ)。初代が「鞄」という漢字を考案し、二代目が日本初のダレスバッグを世に出した、 日本の鞄文化そのものと歩んできた店です。第一回は、この銀座タニザワが会場に立ち、有楽町で幕を開けました。
革だけではありません。金属、布、木、紙――日本製にこだわり、技術を残そうと踏ん張る町工場、家業を継いだアトツギ。 分野は違えど、掲げる旗は一つ。ここに集うのは「応援」を待つ側ではなく、自ら選ばれにいく作り手=「同志」たちです。
Our Promise — 覚悟の証
ここに並ぶ、三つの約束。
- 壱
国内で、人の手で。
国内の工房と職人の手仕事から生まれたもの。作り手の顔が見えるものだけを。
- 弐
流行より、永く。
一過性の流行ではなく、修理しながら長く使える、時間に耐える本物であること。
- 参
出る杭で、あれ。
効率や安さに屈しない気概。打たれても抜けない、覚悟のある作り手であること。